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COBALT SOUND


【0701】
北陸本線 (米原〜敦賀) 419系
■収録 06/3 ■時間 50:00 ■車両 モハ418-3
■列車番号 169M (米原23:01 → 敦賀23:47)
■価格 テープ \1,000/MD \1,500/CD \2,000
試聴する長浜〜虎姫(4:35)
images 419系は夜行列車の削減により余剰となった特急型寝台電車581系・583系を改造して1984年にデビューした車両。月光型の顔をした先頭車、今すぐ寝台を組めそうな広いセミクロスシート、大きな車体断面に高い天井など随所にかつての面影を残しています。

特急形時代のギア比3.5を5.6に変更したもののMT54モーターはそのままで、駅間距離の長い北陸本線では床下をブンブンうならせながら力走します。

収録は北陸線の米原発敦賀行きの下り最終列車で行いました。23時近くなっても米原駅は大阪方面からの新快速が到着し、通勤客を降ろしていきます。発車のアナウンスがあった後、特徴的な2枚折り戸の乗降扉が閉まり、列車は定刻に米原駅を発車。深みのあるモーター音が床下からうなり始め、徐々に加速します。

改造によりところどころに出っ張りのある車内は見通しが悪いため、デッキ部分からは車内中心部の様子がわかりづらいのですが、長浜までは帰宅する乗客が何人か乗車していました。

長浜を出るとこの区間の特徴であるデッドセクションを通過。モーター音を響かせて力走する419系の車内照明が突然暗くなると、「ブシューッ、ゴトッ!」と電源が落ちたような音をたてます。しばらくの走行ののちに照明は復活し、北陸本線の交流区間に入ったことを確認します。このデッドセクションは2006年秋に敦賀駅の福井方へ移動することが決まっており、ここで活躍する
419系の去就が注目されるところです。

長浜までの区間と比べると停車駅にもローカルムード漂いはじめ、列車は木ノ本へ。山肌が近づいてきて、これまで琵琶湖の東側に広がる平野部を走ってきた線路は、この駅から山間部に入ります。

余呉駅を出ると昼間なら左手車窓に水面輝く余呉湖が見えるのですが、深夜は真っ暗で何も見えません。トンネルを抜けると西側から湖西線が合流してきて近江塩津。駅からの乗客はもちろん、一車両の乗客も1〜2人ほどになりました。闇の中、トンネルで福井県に入り峠の小駅・新疋田に停まります。ここから敦賀までの区間、上り線はループ線で有名ですが下り線は国道8号線に沿って走ります。敦賀の町の灯が見えてくると「まもなく敦賀・・・」の車内放送があり、最終列車は静まりかえった深夜の敦賀駅に到着します。


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元寝台電車の室内は、随所に出っ張りがありやや使いにくいとの声も。