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COBALT SOUND


【0688】
名古屋市営地下鉄 名城線 (砂田橋〜名古屋大学) 名古屋市2000形
■収録 04/3 ■時間 46min ■車両 名古屋市2000形
■価格 テープ \1,000/MD \1,500/CD \2,000
試聴する新瑞橋〜妙音通(2:02)
images名古屋市営地下鉄名城線は、名古屋で2番目の地下鉄路線として開業しました。市北部の「大曽根」から官庁街の「市役所」、繁華街の「栄」「金山」を経て、「名古屋港」に至る南北の路線です。

大曽根駅は長いあいだ名城線の始発・終着駅でしたが、2000年1月に大曽根〜砂田橋間1.7kmが、さらに2003年12月には砂田橋〜名古屋大学間 4.5kmが延長開業しました。2004年秋には名古屋大学〜砂田橋間が開業することで、地下鉄としては全国初の環状運転が行われる予定です。

途中の金山からは「新瑞橋」まで支線が分岐しており「四号線」と名づけられていますが、実際は共通の車両で名城線栄方面からの直通運転が行われており、別の路線と区別されている様子は見受けられません。栄方面からやってきた電車は「名古屋港」行きと「新瑞橋」行きのどちらかとなりますが、日中はほぼ半分ずつの割合で運転され、早朝や夜間などは「新瑞橋」行きのほうが多くなります。名称から見ると四号線は支線ですが、実際の運転形態から見ると、主従逆転とも言える現象となっています。

名城線では運転される全列車がVVVFインバータ制御の2000形車両6両編成で統一されています。1989年に名古屋で開かれた「世界デザイン博覧会」に合わせて投入されたこの車両は、それまで活躍を続けていた黄色の鋼製・抵抗制御車両、1000形を置き換えました。

ピカピカのステンレス車体と、白系でまとめれらた明るい車内、床下から軽快な響きを奏でるVVVFサウンドは、それまでの名城線のイメージを一新させるものでした。側窓は大きく取られ、傾斜のついた先頭車両前面も運転士側のガラスが大きく、デビューから15年以上経った今でもデザイン的には少しも古さを感じさせない車両です。現在、4M2Tの6両編成が32本活躍しています。

増備が長期間に及んだため同じ2000形でも増備時期により、車いすスペース、ドアチャイム、側扉上にある路線図式の車内案内装置の有無など、車内設備を中心にバリエーションが出ています。

VVVFサウンドは、GTO素子を採用した初期形のサウンドそのもの。うねりのある大きな変調音が床下で響く音は、IGBT-VVVF全盛の現在においては早くも「懐かしさ」さえ感じます。製造メーカーは三菱・日立・東芝の3社共通となっており、それぞれで音に大きな差はないようです。

2123Fと砂田橋開業時に増備された2129F以降の編成は、VVVF装置のソフト改良が施され、起動時と停止時の音がそれまでのオリジナルVVVFサウンドとは異なったものになっています。(都営浅草線の5300系や近鉄の車両と少し似ている音と言えるかもしれません。)

本作品ではオリジナルVVVFサウンド型の2000形車両に乗車し、新瑞橋〜名古屋大学間を走破します。早朝のため乗客は少なく、特に新規開業区間となる砂田橋〜名古屋大学間は一車両に1〜2人しか乗っていない状況でした。初期形の元気なGTO-VVVFサウンドをお楽しみください。