コバルトサウンド - ステレオ鉄道走行音CDの専門レーベル
COBALT SOUND


【0673】
名鉄岐阜市内線 急行 揖斐線・谷汲線
(新岐阜〜黒野・急行、黒野〜本揖斐・谷汲) 名鉄モ510形・750形
■収録 98/2 ■時間 90min ■車両 名鉄モ510形・750形
■価格 テープ \1,200/MD \1,800/CD \2,700
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images2001年9月、名鉄の路線図からローカル線4線が消えました。そのうち2線は揖斐線(黒野〜本揖斐)と谷汲線(黒野〜谷汲)。大手私鉄・名鉄の「もう一つの顔」とも言うべき600V区間のローカル線です。

廃止が明らかになる前からその魅力が語られ、雑誌等で紹介されてきました。古き良き時代の香りを残す旧型車両。ファン陶酔の釣り掛けサウンド。小さいながらも暖かみのある駅舎・・。どこを切り取っても絵になる600V区間を、廃止前の“ラッシュ”のない頃の1997年から98年にかけて収録しました。時間が止まったような雰囲気を音だけで感じとることができる作品に仕上げています。また、新岐阜〜黒野間は大正15年生まれのモ510形で収録。全区間にわたって懐かしいサウンドを楽しめます。

新岐阜駅で出発を待つモ510形。丸窓が特徴的な外観はもちろん、車内も暖かみのある印象です。「リンリン!」と心地よいベルの音が鳴って扉が閉まり発車!重厚な釣り掛けモーターを響かせながらクルマの列をかき分けるように進んでいきます。交差点での直角カーブなど、岐阜の街と一体化している走行シーンは「路面電車っていいなぁ」と感じる風景です。

併用軌道の市内線の終点・忠節はプラットホームが3本も設置された立派な構内。かつては市内線折り返しの電車が運転されていましたが、現在はすべて忠節から先の揖斐線へ直通運転されています。忠節を出るとゆっくり市街地を走っていたこれまでがウソのようにスピードを上げて、モーターのうなり音も高まっていきます。郊外ののんびりした風景の中を力走するモ510形、絵になります。

黒野からは古豪・モ750形に乗り換え、本揖斐へ。直線が続く短い区間です。いったん黒野に戻り、最後は谷汲線。のどかな風景の中を走る単行の電車はまさにローカルそのもの。揖斐川の支流である根尾川に沿い、長瀬あたりから谷汲に向かい登りとなります。釣り掛けの駆動音を車内いっぱいに響かせながら、山間の小さな峠を越えると終点・谷汲。誰もいない静かな終着駅でした。

廃止区間を含む記念すべき作品です。名鉄岐阜市内線・揖斐線・谷汲線を完全収録した懐かしいサウンドをお楽しみ下さい。