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COBALT SOUND


【0560】
中央本線 「セントラルライナー6号」
(中津川〜名古屋) 313系8000番台
■収録 02/3 ■時間 68'15" ■車両 クモハ313-8506
■価格 テープ \1,000/MD \1,500/CD \2,000
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images1999年12月4日のダイヤ改正で中央線に登場した列車が「セントラルライナー」です。名古屋〜中津川間を1時間強で結ぶ、中央線の“新快速”的な電車です。停車駅は上りの場合、中津川〜多治見の各駅と、高蔵寺、千種、金山となっています。停車駅を減らしたことにより、従来の快速に比べて多治見〜名古屋間で4分短縮されています。

この列車の一番の特徴は、多治見〜名古屋間が定員制の有料列車となっているところでしょう。この区間の乗車には「ライナー券」310円が必要で、乗車する場合はホームの自動販売機で購入します。

車両は専用の313系8000番台が使用されます。3両編成で一単位ですが、増結される場合もあります。外観はシルバーとオレンジのやや派手な印象。313系のオリジナルの姿が比較的おとなしいシンプルなスタイルなので、余計目立ちます。側面の扉は3つありますが、セントラルライナーとして使用される時は中央の扉は閉め切りとなります。車内は高級感のあるエンジ色の転換クロスシートが使われており、車端部には373系のように4人掛けのテーブル付ボックス席を配しています。扉と座席の間は大き目の仕切り板とガラス板があり、上品な車内とあいまって優等列車を感じさせます。

収録は春の陽射しが心地よい、11時過ぎの「セントラルライナー6号」で行ないました。改札内の専用自動券売機でライナー券を購入します。中津川駅に停車中の電車をひとしきりカメラに収めていると、長野方面から383系「しなの」が大きなVVVFサウンドを鳴らしながらやってきました。「しなの」に続いて、セントラルライナーが静かに出発します。

車内は空席がかなり目立つ状態。収録には抜群の環境なのですがライナー券を必要としない区間でこの状態では・・・と少し心配になってしまいます。車内放送は自動音声プラス車掌さんの声で。徐々にスピードを上げながら、東濃の山間を走ります。美乃坂本を過ぎ、遠くに恵那山を見ながら進むと恵那。さらに武並、釜戸と停まりますが乗降はあまりありません。瑞浪では、少しお客さんが増えます。このあたりは右手に国道19号線が平行して走ります。地図を広げるとさらに中央自動車道も平行していることがわかります。土岐市でも少し乗客があったものの、多治見では多くの乗客が降りていってしまいます。

ここから有料となるため、すぐ後に発車する名古屋行きの普通列車に乗り換えるのか、それとも多治見で下車するのかはわかりません。ただ多治見〜名古屋間では列車の本数もそれなりに多いため、急いでいないならばセントラルライナーを降りて後続の列車に乗りかえても、それほど手間ではないのも事実です。車内はガラガラになりました。

多治見を出ると列車はすぐにトンネルに入り、渓谷沿いの古虎渓を通過。愛知県に入ります。高蔵寺ではさすがに乗車はゼロ。ホームでは後続の列車を待つ人がチラホラ見えます。ここからはセントラルライナーの本領を発揮!快速停車駅もガンガン飛ばして高速運転を行ないます。神領電車区を右手に神領、春日井、勝川と軽快に通過します。音で聴いても気持ち良いほどスピードを出します。

庄内川を渡って名古屋市へ。新守山、大曽根を通過して千種へ。掘割式構造のこの駅は、地下鉄東山線の乗換駅です。周囲はビルや飲食店が建ち並ぶ繁華街です。千種を出ると再び一気に高架に登り、鶴舞を通過。高架路線を大きく右にカーブを描いて、東海道本線・名鉄線と合流すると金山に停車。中央線の快速電車なら通常ここで多くの降車がありますが、本日のセントラルライナー6号ではない様子です。東海道本線の下をくぐって南西側に移り、集まってきた多くの線路の間を進みながら「セントラルタワーズ」のそびえる終点・名古屋駅に滑り込みます。駅間距離の長い中央線をハイスピードで快走するセントラルライナー号の走りをお楽しみ下さい。