コバルトサウンド - ステレオ鉄道走行音CDの専門レーベル
COBALT SOUND


【0455】
営団半蔵門線・東急田園都市線 (水天宮前〜中央林間)
東急8500系GTO-VVVF車
■収録 01/10 ■時間 34'37"+36'16" ■車両 0718
■価格 テープ \1,200/MD \1,800/CD \2,700
試聴する大手町〜神保町(3'03")
images東急8500系は営団半蔵門線直通用として、1975年に東急田園都市線にデビューした車両です。基本的には従来の8000系をベースに作られた車両ですが、先頭車が電動車となる、正面に赤帯が入るなどの相違点が見受けられます。1976年にローレル賞を受賞後、1977年新玉川線開業、1979年営団半蔵門線開業と活躍の範囲が広がり、現在は水天宮前〜中央林間の区間で全車が活躍中です。

東急8500系は基本的には界磁チョッパの車両ですが、一部の車両はVVVF制御の車両となっています。1989年に改造されたVVVF改造試作段階のものは車両番号8799と0802が該当。相鉄8000系に似た大きなサウンドを響かせます。また8500系の最終増備車となった車両番号0718と 0818には、東急2000系に似たサウンドを響かせるVVVFインバーターが搭載されました。ちなみに、VVVF化された4両は、現在では8542Fに組み込まれて活躍しています。

この作品では0718の0802連結面寄りに乗車し、特徴ある2種のVVVF音を収録しています。2種は設定が異なるため音質も違いますが、区別がつきますでしょうか?

収録スタートは営団半蔵門線の水天宮前駅。島式1面2戦のホームは、ここから先の押上まで延長工事が進められており、完成後は東武伊勢崎線と相互乗り入れを予定しています。半蔵門線対応として先にデビューした東武30000系が、乗り入れる日を待っているところです。水天宮前を出発した電車は三越前、大手町と停まり、靖国通りへと出ます。神保町、九段下、半蔵門、永田町とオフィス街に停まりますが平日の早朝、郊外方面に向かう電車に乗車する人はほとんどいません。246号線に出ると青山一丁目。このあたりから半蔵門線は銀座線と並んで走るようになり、表参道では同一ホームで乗り換えができるようになります。銀座線は次の渋谷が終点のため、郊外方面に向かう乗客は、ここで半蔵門線に乗りかえるのが普通になっています。
渋谷は半蔵門線の終点ですが、全ての列車が東急の田園都市線に乗り入れる半蔵門線では、あくまでも中間駅の雰囲気。しかも、しばらく地下区間が続くこともあり終点を感じません。さすがに渋谷では乗客の入れ替わりが多くあり、一大ターミナルを実感します。渋谷を出ても電車はなお246号線玉川通りの下を走ります。二子玉川までの区間は地下区間。駅間距離も営団線より長いため、かなりのスピード感を味わうことができます。池尻大橋の次、三軒茶屋は急行停車駅であるとともに東急世田谷線の乗り換え駅でもあります。地上の環七通りをくぐると駒沢大学。ここを過ぎると246号線と離れ桜新町、用賀と進みます。各駅停車でも8M2Tで加速の良い8500系はグングンスピードを上げ、ダッシュするように走ります。渋谷を出て約15分、地上に顔を出し二子玉川に到着。ここは大井町線の乗換駅。駅に着く直前に、高架の大井町線が南から合流してきます。

二子玉川を出ると多摩川を渡り神奈川県へ。田園都市線は東京都から神奈川県に入り、また東京都へ戻って最後は再び神奈川県へという複雑な路線。地図で見ると、路線はほぼ直線状に延びているのに、沿線のベッドタウンを縫うように走るのがわかることでしょう。川を渡ってすぐの二子新地駅は川崎市高津区。駅ホームの先端からは、多摩川の向こうの二子玉川駅を見ることができます。高津を過ぎて、溝の口は南武線とクロスする乗り換え駅。

さらに梶ヶ谷、宮崎台、宮前平と丘陵の住宅地を走り抜けます。都心へ向かうホームにはすでに電車を待つために並ぶ列ができています。鷺沼の手前には営団の鷺沼検車区があります。パープルの帯を巻いた営団8000系が出庫の準備をしています。電車は横浜市青葉区に入り東名高速道路をくぐります。たまプラーザ、あざみ野の両駅はベッドタウンの中心駅。郊外の住宅街に囲まれた中に、ビルや銀行が集まっています。また、あざみ野では横浜市営地下鉄に接続。高架のホームを降りて地下に入れば、港北ニュータウン経由で横浜市街地に出ることができます。

江田、市が尾、藤が丘と停まると青葉台。渋谷からは約35分の住宅街。トンネルあり高架ありでかなりの距離を走ったように感じますが、時間で見るとそれほど経っていないのが不思議です。駅周辺は宅地化が進み、ここでも都心に通勤する人の長い列が目につきます。田奈を出ると恩田川を渡り左手から近づいてきた JRの横浜線と合流して長津田。こどもの国線の電車もここから出ています。長津田は昭和41年に田園都市線が開業した当初の終着駅。

つくし野からは再び東京都に入り、すずかけ台、南町田と進んでいきます。クランベリーモールで有名になった南町田を過ぎると境川を渡り今度は神奈川県・大和市へ。つきみ野に停車します。次はいよいよ終点の中央林間。目の前にビルが見えてくると徐々に地下に潜っていき、VVVFサウンドを響かせながら停まります。都心直結で長い営団半蔵門線・東急田園都市線をGTO-VVVFサウンドで長時間お楽しみ下さい。