コバルトサウンド - ステレオ鉄道走行音CDの専門レーベル
COBALT SOUND


【0375】
宇都宮線 快速「ラビット」 (宇都宮〜上野) E231系
■収録 01/1 ■時間 49'55"+41'13" ■車両 モハE231
■価格 テープ \1,200/MD \1,800/CD \2,700
試聴する自治医大〜小金井(2'48")
imagesスピード感は抜群!
不思議なVVVFサウンドを奏でる電車



2000年に登場したJR東日本最新鋭の車両がE231系です。この車両は、首都圏各線で使用されている209系電車をベースに、改良を施した車両です。VVVFインバータにはIGBT素子を使用しており、最高速度は120km/hに設定されています。車内は基本的にロングシート(一部セミクロスシートタイプの車両があります)で、「近郊型」といいつつも通勤形との線引きが難しい車両です。収録車両は押しボタン式の半自動ドアなどを備えた寒冷地仕様でした。現在は宇都宮線を中心に運転されていますが、老朽化した115系電車などを置き換え、近い将来には高崎線など北関東の直流区間全域で見る事もできそうです。見慣れた車両を置き換えていく様は、鉄道ファンとして名残惜しく残念な面もありますが、先頭車両の上部から放たれるディスチャージヘッドライトの白い光は、素直に「カッコイイ!」と感じてしまいます。今回は、宇都宮から上野までの長距離を、快速「ラビット」号で収録しました。

■サウンドの特徴

扉が閉まっていよいよ発車!まず耳に飛び込んでくるのはこれまで聞いた事のないような特徴的なVVVF起動音です。高い音から低い音へ、消えていくようにフェードアウトしながら加速します。「宇宙の果てへ・・・」と言った言葉がしっくり来るような表現かもしれません。その音とクロスするようにモーターの加速音が高まってきます。最後には起動音は上へ跳ね上がるような感じで終わります。う〜ん、何という音なのでしょう。不思議なサウンドです。

走行中はスピード感たっぷりな感覚が味わえます。今回は小山〜上野間が快速運転のため、より一層楽しめるでしょう。停車時は、どこからともなく収束音がやってきて、減速。やはり最後は跳ね上がるような感じの音を発して停車します。

■沿線風景

正午を少し回った平日の宇都宮駅は、閑散としています。お弁当屋さんの大きな声がホームに響く以外は、静かな風景。車内はこれから東京へ向かおうとする人々が発車を待って座っていますが、みな一人で向かうようで、話をしている人はごくわずか。走行しているうちに発車の時間になり、特徴的なVVVFサウンドを響かせてE231系快速「ラビット」が発車!

雀宮までは市内の住宅地を走ります。郊外型の大きな店を横目に走ります。ここから小山までは5駅、約30分の道のり。各駅に停車しますが、駅間距離が長いために軽快な走りっぷりは最初から楽しめます。小金井駅付近では、電車区の横を走ります。211系や115系が少し休んでいました。電車はほぼ新幹線の高架に沿って走り、小山へ。

小山からは停車駅を飛ばしていよいよ本格的な快速運転に入ります。時刻表を見ても、次の駅までは8〜12分と、東日本では珍しいなかなかの「快速ぶり」を見る事ができます。停車駅をすっ飛ばして北関東の平野を駆け抜けるE231系電車は軽快そのもの。冬の田んぼや住宅街が後ろにどんどん流れていきます。クロスシートではないので、窓の外を見続けるのは結構大変なのですが・・・。乗車率は半分ほどなのですが車内は非常に静かです。快速運転最初の停車駅は古河。駅の手前から徐々に高架に上りはじめます。地図を見るとだいたい関東平野のほぼ中央にいる事がわかります。

古河を出ると電車はぐんぐん加速して利根川を一気にわたります。冬の晴れた利根川は水の流れも穏やか。利根川を渡り終えると埼玉県。栗橋、東鷲宮と通過して次は久喜です。久喜付近では東北新幹線とクロスします。久喜を出ると新白岡、白岡と通過して蓮田。蓮田駅の手前では、住宅の日陰に先日降った雪が残っているのが見えました。東大宮、土呂と住宅街の中を走って電車は大宮駅にすべり込みます。

大宮では多くの乗客が降りていきます。東京駅京葉線ホームのようなチャイムを聞きながら大宮駅を出発。しばらくは京浜東北線の209系と並走します。埼玉新都心の大きな建物群をわき目に、浦和へ。沢山集まった線路を快走して一路上野へ向かいます。荒川を渡って都内へ。すぐに赤羽に停まります。思いのほか、たくさんの乗客が降りていきます。車内はまばらになってしまいました。赤羽を出ると約10分で上野。カラフルな看板に囲まれ、山手線や京浜東北線電車とすれ違いながら、上野駅ホームへ到着します。