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COBALT SOUND


【0373】
宇都宮線 快速「ラビット」 (上野〜宇都宮) 115系
■収録 01/9 ■時間 40'16"+51'48" ■車両 モハ115
■価格 テープ \1,200/MD \1,800/CD \2,700
試聴する蓮田〜久喜(7'18")
images爆音を響かせて走る!
引退した115系快速の力走サウンド



211系、E231系に続いて今回作品化されるのが115系の快速「ラビット」号。上野〜小山は快速運転をして、宇都宮まで走ります。E231系の大量増備でまもなく宇都宮線から引退の時を迎えようとしている115系を、このラビット号で収録しました。

115系は1962年、現在の宇都宮線・高崎線の輸送改善のために作られた車両です。111系電車をベースとして勾配対応のために主電動機の出力アップや抑速ブレーキの追加が図られました。地域性から耐寒耐雪構造がとられ、冬は手動で開閉可能な半自動の側扉になっているのも特徴の一つでしょう。ドアの内側には「手で開けて下さい」の表示プレートが取り付けられています(今回のラビット号の運転区間はすべて自動で開閉します)。

上野駅宇都宮線ホームに発車のベルが鳴り響き、宇都宮へ向けてラビット号が発車!今回乗車するのは、シートや内装に「国鉄色」を濃く残した115系のセミクロスシート車。鴬谷までのカーブは山手線や京浜東北線の電車を横目にゆっくりと助走します。グーッとカーブを曲がり日暮里あたりからグングン加速して飛ばしていきます。尾久付近の車両基地を過ぎ、都心のビル群から住宅街を抜け、高架を上って赤羽へ。向かい側ホームの上り電車は混んでいますが、こちらの下り快速は乗客も少なく快適です。

赤羽を出ると埼玉県へ入り直線路をひたすら走ります。右側を走るブルーの209系を抜き去り浦和へ。さいたま新都心を過ぎると新幹線や埼京線の高架が近づいてきてターミナル・大宮。ここからがいよいよ宇都宮線として、また快速ラビットとしての本領発揮!大宮市内の住宅街の中を加速して走っていきます。住宅地が一瞬途切れる東大宮〜蓮田では広い田園風景を車窓から眺めることができ、「やっと都心から抜けたなァ」と少しホッと(?)する瞬間です。

蓮田を出てもまだまだ続く首都圏の住宅街。郊外型の住宅が線路に沿って並びます。ラビット号はMT54モーターの豪快なサウンドをあげながら関東平野を力走!高架に駆け上って久喜に到着します。ここで下り快速電車は先行していた普通電車に追いつきます。久喜は大宮〜宇都宮間の宇都宮線の途中駅で乗降客数ナンバーワンの駅。そしてまた朝のラッシュ時、都心に向かう上り電車はすでにこの時点で座席は埋まっておりここから先は混雑する一方・・という駅でもあります。次の栗橋を通過すると利根川を渡り、古河。宇都宮線で唯一、茨城県にある駅です。古河を出ると栃木県に入り、野木、間々田と通過駅をすっ飛ばすように走り抜けます。新幹線の高架が近づいてくると小山に到着。

小山から先は快速ラビット号も各駅に停車し、小金井止まりの普通電車を補完する役割を担っています。小金井、自治医大、石橋、雀宮・・と宇都宮に向かう乗客が少しずつ乗車し、電車は新幹線の高架に沿って進みます。上野を出発して100km、約90分。終着の宇都宮駅ホームにに電車は滑り込みます。長い駅間距離を飛ばす、115系快速ラビット号の力走サウンドをお楽しみ下さい。