コバルトサウンド - ステレオ鉄道走行音CDの専門レーベル
COBALT SOUND


【0338】
武蔵野線 快速「むさしのドリーム」 (東京〜府中本町)
103系(前期型:MT55)
■収録 02/5 ■時間 104:19 (63:11+41:08) ■車両 モハ103
■価格 テープ \1,200/MD2枚組 \1,800/CD2枚組 \2,700
試聴する南越谷〜東川口(4:01)
images前期形サウンド全開!
頼もしい低音のMT55サウンド



武蔵野線は東京をぐるっと3/4周する環状線。1973年、貨物列車の都心部迂回を目的として府中本町〜新松戸間が開業しました。その後、78年に新松戸〜西船橋、さらに京葉線開業や東京延伸により、現在は東京〜府中本町を約100〜110分かけて運転されています。

東京駅発着の武蔵野線電車は「快速・むさしのドリーム」という愛称がつけられています(土日のみ)。車両は103系または205系の2種類。快速運転区間は東京〜西船橋間だけで、武蔵野線内は各駅停車になります。

各駅停車といえども、武蔵野線は「高規格線路」「長駅間距離」の特徴を持つ路線。103系がめいっぱいの性能で長い駅間距離を突っ走るシーンが楽しめます。首都圏でも少なくなりつつある103系(前期型)に乗って、低音サウンドのMT55モーターサウンドを堪能しましょう。

乗車するのは東京駅・京葉地下ホーム。八重洲口の改札から入って長い通路をひたすら歩いてやっと着きます。早朝のホームには人影も少なく、これから武蔵野線に乗って出かけようとする乗客も数人といったところ。発車チャイムが鳴り響いてプシューッと扉が閉まると、さぁ始まりました!103系のMT55サウンドがトンネル内に響いてものすごい音!

ゴーゴー言わせながら八丁堀、越中島駅を通過。薄曇りのウォーターフロントに顔を出し、グイグイ勾配を登りながら都心を後にします。このあたりはマンションや公園といった「新しい顔」と臨海部の倉庫や工場の「古い顔」が混在する地区。効果の線路から見下ろす風景は見ていて飽きることがありません。

新木場を出ると東京湾岸沿いを突っ走ります。車の列が続く湾岸高速を横目に、103系の性能いっぱいに力走!千葉県に入って舞浜、新浦安と止まりますが乗客は少なく、むしろ降りていくのが目立つほど。まだ朝の7時前だからディズニーランドには早いのに・・・。

市川塩浜を出ると京葉線と分かれて電車は大きく左へカーブします。コンクリートの効果橋が三角形を描くように建つ姿は車内からも眺められ、鉄道ファンならワクワクして窓の外に目をむけるのではないでしょうか?西船橋では若干の乗客があり、電車は住宅街の中を進むようになります。武蔵野線は環状線だけあり、都心から放射状に延びるJR・民鉄各線と多くの駅で連絡しています。乗客の流れもその連絡駅を中心としての利用が多く、乗客もガラッと入れ替わってしまうようです。

新松戸では常磐線と接続。途中駅から少しずつ乗り込んできた人も、ここで一斉に降りていきます。三郷、新三郷、吉川のあたりは広大な空き地が車窓に。郊外の住宅地をモーター音を上げながら走り抜けるます。90km/hくらいしか出していないはずですが、もっとずっと速いスピードで走っているかのような錯覚に陥るのは、やはりこの音のせい?

越谷、東川口では東武伊勢崎線、埼玉高速鉄道と連絡。さらに国道4号、東北自動車道ともクロスします。クロスする線路も、房総方面から常磐方面、東北方面と変化してきました。南浦和では京浜東北線と連絡。ホームで待つ乗客の数がこれまで以上に多いことが、京浜東北線の幹線ぶりをうかがわせます。掘割式の東所沢を出て、新秋津を過ぎるとトンネルが多くなります。新小平はトンネルの間にある駅。地下〜高架〜地平〜トンネルと、平坦な関東平野にあって武蔵野線は意外なほど変化に富んだ風景を走ることがわかります。

西国分寺は中央線との連絡駅。車内に残っていた乗客のほとんどはここで降りていきます。どうやら東京行きの中央線快速に乗り換えるもよう。西国分寺から5分、最後のトンネルを抜けた電車は府中本町駅ホームに無事到着!両側を南武線に挟まれたホームで長い環状線の旅は終わります。