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COBALT SOUND


【0313】
総武・中央緩行線 (三鷹〜千葉) 201系
■収録 00/12 ■時間 90:46 (44:41+46:05) ■車両 モハ201
■価格 テープ \1,200/MD \1,800/CD \2,700
試聴する荻窪〜阿佐ヶ谷(2:03)
images総武・中央緩行線の第3弾は、201系電車で三鷹〜千葉間を走ります。2001年3月まで、様々な車両が走っていたこの路線。103系の引退や次世代通勤車両E231系の登場など話題も多いのですが、201系は1982年夏から地道に(?)活躍を続けています。黄色一色のボディーにキリッと引き締まったブラックフェイスは相性も抜群で、もしかしたら中央線のオレンジ201系より似合っているかもしれません。

201系は1979年に試験車両が登場しました。従来の抵抗制御方式から省エネルギー性に優れたサイリスタチョッパ制御方式に変更され、回生ブレーキを装備しているのが最も大きな特徴です。登場当時は「省エネ電車」の愛称で一世を風靡しました。2年後の1981年から中央線投入のために一気に量産化され、1982年からは総武・中央緩行線の101系置換え用に中野電車区に配備されました(1986年からは三鷹電車区へ移っています)。ところが、チョッパ制御の制御装置が高価だったため、赤字に苦しむ国鉄では1984年に201系の製造が中止され、その後は205系電車へ通勤電車のバトンが受け渡されることに。このあたりは、ロングセラーとなった103系電車とは対照的です。

三鷹駅で出発を待つ201系電車。銀色のボディーが大半を占めるようになった総武・中央緩行線で、黄色一色のボディーはどこか懐かしささえ感じます。三鷹から終着・千葉までは約1時間半の旅程。「千葉」の行き先表示は、ここ三鷹で目にすると非常に遠くの土地を思わせるから不思議ですね。休日の車内は3割程度の乗車。発車メロディーが鳴っていよいよ出発!電車は高架路線をモータをうならせながら走ります。途中、すれ違う車両はほとんどが銀色のE231系や209系500番台。103系や201系が残りわずかになっていることを実感!約20分で新宿に到着。車内の乗客が入れ替わります。

ここで車掌さんが交代し、車内放送の雰囲気も変わります。四ッ谷、市ヶ谷、飯田橋、水道橋と徐々に乗客増えていきます。お茶の水では中央線快速に乗り換えて東京へ出る人が多く、下車が目立ちます。同じホームでの201系同士の乗り換えも、まもなく見納めとなることでしょう。次の秋葉原では大勢の乗客が入れ替わります。秋葉原付近からは雰囲気が変わり、車窓の風景もどことなく下町を感じさせる街並みが続きます。浅草橋、両国と停車し、錦糸町では総武線快速に乗り換えが出来ます。総武・中央緩行線ではいくつかの駅で、平行して走る快速に乗り換えることができますが、実際の乗客の流れもこの乗換駅で大きく変わるのを実感します。

錦糸町を出た電車は車内も身軽になります。亀戸に停車し、平井を過ぎると荒川の鉄橋を渡ります。首都高速中央環状線の高い高架橋を、くぐり抜けると新小岩。次の小岩を過ぎると大きく右にカーブして今度は江戸川を渡ります。千葉県に入ると市川。地図上では左手から京成本線が近づいてきて平行して走ります。また、総武線と京成本線の間には、両線路に挟まれるようなカタチで国道14号線が通っています。都営地下鉄新宿線との乗換駅である本八幡の次は下総中山。そして西船橋。快速停車駅ではありませんが、武蔵野線や営団東西線、さらに東葉高速鉄道の乗換駅であり、ここは一大ターミナルになっています。

次の船橋は総武線快速、東武野田線との連絡駅です。さらに東船橋、津田沼と進みます。周辺は住宅地が続きます。津田沼では新京成電鉄に連絡。新京成電鉄は大きくS字カーブを描きながら総武線をオーバークロスし、南側の京成津田沼へ線路が延びています。総武線は南側の京成線をまたいで幕張本郷へ。幕張電車区を横目に見ながら進みます。幕張、新検見川、稲毛と千葉市内を高架路線でモータ音も高らかに快走していきます。千葉大学を左に見ながら西千葉を過ぎると、終点の千葉駅へ到着。駅構内にはスカ色113系が発車を待っている光景が目に入ります。総武線快速はE217系に統一されたものの、千葉から先の総武本線、外房線、内房線はまだまだスカ色の113系が大活躍。201系と並ぶと、千葉駅はどこか懐かしい“国鉄”のにおいがしました。

総武・中央緩行線では103系、205系とともに201系の活躍が続いてきましたが、2000年からE231系の投入が本格化しているのに伴い、まもなく同線からその姿を消す予定です。すでに京葉線や青梅・五日市線へ転出している車両もあり、世代交代は順調に進んでいます。三鷹〜千葉の区間完全収録で、201系サウンドをお楽しみ下さい。