コバルトサウンド - ステレオ鉄道走行音CDの専門レーベル
COBALT SOUND


【0251】
惜別 信越本線・碓氷峠 (高崎〜軽井沢) 115系
■収録 1997年9月 ■時間 53'49" ■車両 クモハ115
■価格 CD \2,000
試聴する西松井田〜横川(6'23")
images横川駅に響くEF63のホイッスル!
収録良好な伝説の名盤!



1997年9月末をもって、その役割を新幹線にバトンタッチした碓氷峠とその主・EF63型電気機関車。

数多くの鉄道ファン・旅行愛好家を魅了してきたその姿は、力強く美しいと今や「伝説」にまでなっています。

本作品は、音をもって在りし日の碓氷峠越えを再現しようとしたものです。


高崎発軽井沢行きの115系ローカル電車に乗り込むと、地元の乗客に混じり、ポツポツとリュック姿の乗客が目立ちます。

上越線と分かれ、高崎の市街地を過ぎて安中、松井だと進むと妙義山が目の前に。リュック姿の旅人達たちは、これから越える碓氷峠のことを考えて、みな興奮が高まりつつあるに違いありません。

西松井田を過ぎておぎのやのドライブインを横目に走ると、もうまもなく横川。駅到着直前には「まもなく横川、横川です。4番線に停車します。横川では機関車連結のため5分ほど停車いたします・・・」と車内放送が車掌氏よりアナウンスされます。この車内放送では一言も「碓氷峠」と聞かされませんが、旅人達の頭の中にはもうEF63でいっぱい。


ドアが開くとホームで峠の釜めしを買い求める人、カメラ片手に最後尾車両へ走る人など様々です。「フィィーッ!」と警笛が山間の小駅に響き、「ロロロロロ・・・」とEF63のモーター音が後ろから聞こえてきます。旗を振り真剣なまなざしで連結面を見つめて誘導する係員。「ガチャガチャン!」3両編成の115系の後ろに、EF63の重連が連結され、いざ峠越えの準備が整いました。

「フィフィィーッ!」長めに鳴らされた警笛が、よりいっそう緊張感を感じさせます。発車のアナウンスとベルが鳴り、扉が閉められて横川駅を発車!さっきまでの連結作業の音がすべて消え、静かになった車内には、「タタン、タタン」とレールのジョイント音が響きます。

「次は終点軽井沢・・・10月1日、長野への新幹線が開業します。これに伴い横川〜軽井沢間の輸送方式が鉄道からバスに転換されます・・・」

そんなアナウンスが流されるなか、ゆっくりゆっくりと峠を登り始める115系。車内にはEF63のつりかけモーターの音が聞こえてきます。


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「ロロロロロ・・・」後方からやってくるのは頼もしい峠のシェルパこと、EF63機関車の重連。 迎える115系。ホームで釜めしを買う人、連結作業に見入る人。聖地ならではの賑わいだ。
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係員が旗を振って誘導。列車の走行システムに「人間わざ」を垣間見ることが出来る瞬間。 「ガチャン!」ついに連結。さあ、これで峠を越える準備が整った!