コバルトサウンド - ステレオ鉄道走行音CDの専門レーベル
COBALT SOUND


【0213】
上越線 (長岡〜水上) 115系
■収録 1997年1月 ■時間 116'35" (54'03"+62'32") ■車両 モハ114
■価格 CD2枚組 \2,700
試聴する六日町〜塩沢(4'00")
images長岡から冬の豪雪と「魚沼コシヒカリ」で有名な魚沼地方を通って越後湯沢を経由し、谷川連峰を越えて群馬県の水上へ至る上越線を、同線主力の115系電車で走ります。

115系は、111系近郊型電車に抑速ブレーキを付けた勾配用電車として1962年に登場しま した。北は新潟から南は下関まで、勾配路線を有する地区に主に配置されています。東北・高崎線で211系やE231系に、西日本で117系や221系に置換えられているように世代交代が進んでいますが、新潟地区ではまだまだ主力。モーターは120kwのMT54型が使われていますが、性能をフルに使って力走するので、サウンドとしては聴き心地の良いもの(?)になっています。

長岡駅で出発を待っているのは白と緑に塗られた新潟色の115系電車。発車ベルが鳴って電車がホームを離れてグングン加速。しばらく走ると長岡運転所の脇を通って、宮内に到着。ここで、西の柏崎方面へ信越本線が分かれていきます。一路南に進路を変えた上越線は、越後滝谷を過ぎると右から信濃川が近づいてきてピッタリと沿って走ります。次は小千谷。蛇行する信濃川に沿って右へ左へカーブしながら越後川口へ。この駅からは飯山線が出ています。信濃川も、飯山線に沿って分かれていきます。この先は清流・魚野川に沿って走ります。地図を開くと、国道17号、関越自動車道とも平行しています。

北堀之内、越後堀ノ内と停まり、小出では只見線と連絡。大きく右にカーブし、進路を少し変えて進みます。八色を過ぎると上越新幹線が山間のトンネルから顔を出し、高架橋の脚の脇を進んで浦佐に停車。巨大な新幹線駅のわりには、駅前はのどかな風景。魚野川を挟んで見える八海山の雪山が美しく輝きます。五日町を過ぎると開業間近(97年3月)のほくほく線の線路が近づいてきます。線路が合流すると六日町。南魚沼地方の中心的な町です。

六日町を出ると、スキー場のメッカ地帯を走ります。山に沿って右に左に車体をくねらせながら雪景色の中を進むと越後湯沢。ほとんどの乗客はここで降りていきます。もともと空いていた車内は一気に閑散としました。越後中里を過ぎるといよいよ峠越え。新潟県と群馬県の県境にそびえる2000m級の山々が連なる谷川連邦を、トンネルで越えます。2m以上になった雪のカベの間を115系電車が力走します。

土樽に停まるといよいよ清水トンネル(9702m)へ飛び込みます。ゴーッという轟音を高速で駆け抜けます。トンネルを抜けると・・土合駅。上り・下りにかかわらず、この上越国境ではどうしてもこのフレーズが頭に浮かんでくるのは私だけでしょうか?下り線のトンネル内にある土合駅を体験しないかわり、上り線は土合を出るとループ線を体験できます。左カーブを描きながら山を下りていくと湯檜曽。利根川に沿って渓谷を進むと終点・水上に到着。長岡〜水上の100kmあまりを、115系電車で力走約2時間、走行音をお楽しみ下さい。